学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.4 No.11 |
われら機械屋にあらず、美味しい日本食を世界へ(鈴茂器工株式会社 代表取締役社長 鈴木 美奈子氏) |
連作『マネジメント・インタビュー』 |
森 泰規 株式会社 博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 ディレクター |
発行:2018年05月18日 更新:2018年05月18日 |
分類 : コラム |
要約 : 鈴茂器工株式会社 http://www.suzumo.co.jp/ 自動シャリ握り機を実用化し、世界に送り出すヒット商品に育てあげた同社は、「まず人や物に対し誠実にあること」、そのことから「お客様の課題を乗り越えるために、今ない何かを実現する機械が生まれてくる」という考えのもと、「米飯主食文化を世界へ」という経営思想を持っている。このような経営思想を掲げ、優れた機能を要する機械を商品としながら、あくまでもそれらは経過的手法であるとの視点をとっている。何より、一見して規格化大量生産のための機械を本業としているようでいて、その実創業以来一貫した狙いは「ご飯食の美味しさ」の追求だったという点では、ポスト産業資本主義(脱工業社会)のテーゼが一貫していたといえるだろう。閃きに優れ、斬新なアイディアで時代の先端を行った創業者の実子鈴木美奈子社長にきく。 |
キーワード : ファミリービジネス ポスト産業資本主義 日本食 |
ページ数 : 表紙1 + 本文12 |
ファイルサイズ : 1530KB |
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