学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.3 No.15 |
ブランディング・ディレクターは、ブランド教育の 阿久悠となれるか |
ブランディング理論と実践をつなぐ表現をもとめて |
吉田益美 株式会社 ヒットマンコーポレーション |
発行:2017年05月04日 更新:2017年06月13日 |
分類 : コラム |
要約 : 筆者は現役のブランディング・ディレクターである。現在もグラフィックデザイン、Web構築、ショートムービー等の企画・制作を通じて数々のクライアントのブランディングに関与する一方で、大学、地方自治体、そしてクライアント企業からの要請に応じて、ブランディング講座やブランド・ワークショップの講師を引き受けている。2000年代前半からクリエイティヴ業務の合間をぬって継続してきた、これらの「ブランド教育実践」は、その規模の大小を問わなければ、延べ数十回に及んでいる。受講者数は、数名から150名くらいまで。対象も大学生、一般社会人から企業の広報・宣伝担当者、弁理士や企業診断士等の専門家集団までとまさに多岐にわたっている。本稿は、年齢もブランドに対するリテラシーも、経験値もまったく異なる人々を対象に、限られた時間の中で、いかにしてブランディングへの理解を深めていくかについての筆者自身の手による基礎教材づくりとその改訂を通した試行史でもある。課題解決の糸口となった作詞家「阿久悠(2007年没)」の表現手法とともに、その一端を以下で紹介していきたい。 |
キーワード : 認識と体感 認識と比喩 ポピュラリティ 阿久悠 |
ページ数 : 表紙1 + 本文8 |
ファイルサイズ : 1595KB |
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