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日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.3 No.13 |
観光マーケティングのケースとしてのアキバ |
ー 秋葉原地域におけるイノベーション性の分析 ー |
山田一人 法政大学大学院 サステイナビリティ学 専攻 博士後期課程 (所属:法政大学サステイナビリティ研究所) |
発行:2017年04月22日 更新:2017年09月10日 |
分類 : 論文 |
要約 : 本論文は、エスノグラフィー、フィールドワークを通して秋葉原地域の場所性について検討し、「情報が空間を生み出す」ことにより、地域としての秋葉原が、空間(情報空間)のアキバになることを考察した論文である。筆者は、これまでの研究から策定した、地域分析モデル(まちづくり分析モデル)を通して、ツーリズム(観光マーケティングとしてのツーリズム)がアキバ(情報空間)に転換することに、どのような意味をもたらしているのか、を観光マーケティングにおけるシステムズ・アプローチを用いて分析した。その結果、秋葉原地域には、イノベーション機能が存在し、そのイノベーション性が秋葉原地域の産業の変遷を引き起こしているという結論に至った。 |
キーワード : 秋葉原(アキバ) オタク 情報空間 観光マーケティング 物語消費 |
ページ数 : 表紙1 + 本文11 |
ファイルサイズ : 1152KB |
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