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日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.3 No.12 |
地理的表示による農林水産物・食品の付加価値創出 |
日本GIの事例 |
木村純子 法政大学 経営学部 教授 |
Edi Defrancesco Professor, Dept. Land, Environment, Agriculture and Forestry, Università di Padova |
発行:2017年04月07日 更新:2017年04月22日 |
分類 : 論文 |
要約 : 2015年6月、農林水産物や食品の保護のためのGI制度が日本で成立した。地域活性化、輸出増加、伝統的産品の維持と継承、および製品差別化がその効果として期待されている。本調査はすでに登録された12産品を取り上げ、それぞれのターゲット市場と消費者の認知度に応じて4つのタイプに類型化した。各タイプは異なるターゲット市場を持ち、特有のSWOT要素を有し、GI登録に対する異なる効果を期待している。GIに関わるガバナンス・システムがそれぞれ異なること、および登録効果を実現するためには体系的な政策が必要であることが明らかにされた。 |
キーワード : 地理的表示 伝統的産品 地域活性化 ガバナンス・システム |
ページ数 : 表紙1 + 本文20 |
ファイルサイズ : 752KB |
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