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日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.3 No.10 |
ソウル市弘大商業集積の形成メカニズム |
理論的分析枠組みの模索 |
金 珍淑 敬愛大学 経済学部 准教授 |
発行:2017年03月13日 更新:2017年03月15日 |
分類 : 論文 |
要約 : 本研究の目的は、ソウル市弘大商業集積の事例研究を通じて、滲出型商業集積の形成メカニズムを明らかにすることにある。滲出型商業集積とは、裏原宿やアメリカ村のように、大きく繁盛している中心繁華街の周辺に滲み出るように形成された商業集積のことである。中心商業地の地価高騰によって、営業可能な業種や業態が資本の保有状態によって限られ、中小資本の営業者、ユニークなアイディアを持つ営業者が、底コストで営業できる週辺地域へ移転、参入することによって形成される。 本稿では、急速に拡張している弘大商業集積を分析するうえで参考になると考えられる、佐藤(2003)の滲出型商業集積のライフサイクル、Plog(2001)の訪問者のパーソナリティ類型、Smith(1996)の地代格差論について検討した。 |
キーワード : 弘大商業集積 滲出型商業集積 ライフサイクル 地代格差 |
ページ数 : 表紙1 + 本文15 |
ファイルサイズ : 2602KB |
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