学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.11 No.3 |
マーケティング・ミックス・モデリングの可能性と課題 |
実務上の課題を中心に |
山川 茂孝 株式会社ヤマックスラボ |
発行:2025年01月20日 更新:2025年01月20日 |
分類 : 論文 |
要約 : 古くからマーケティングの分析手法として活用されてきたマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)が、近年再び注目を集めている。デジタルマーケティングにおいては、個人の行動データが豊富に利用できることを前提に分析手法が構築されてきた。しかし、個人情報保護の重要性が高まる中、個人情報に依存しない分析手法としてMMMに再評価の動きが見られる。多くのMMMに関する文献は、主に学術的な推計方法に焦点を当てているが、実務でのモデル構築と活用に関する議論は不足している。特に、データ整備、変数選択、モデルの堅牢性担保など、モデリングの際の判断を行うにあたり、依拠すべき知識体系は現状ほとんど見当たらない。本論文は、学術研究の知見と実務の応用をプランニングプロセスに沿って整理し、実務に役立つ形で提供することを目的としている。 |
キーワード : マーケティング・ミックス・モデリング 回帰分析 階層ベイズモデル ブランド管理 意思決定プロセス |
ページ数 : 表紙1 + 本文41 |
ファイルサイズ : 2926KB |
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