学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.9 No.19 |
生成AIの特許データ分析への活用について |
Utilization of Generative AI in Patent Data Analysis |
川上 成年 株式会社知財デザイン 代表 |
発行:2023年09月13日 更新:2023年09月13日 |
分類 : 論文 |
要約 : 特許データ等の自然言語の処理については、従来の機械学習手法を用いても難易度が高く、有効な処理を行うことは難しいものがあった。ところが、2022年11月末に登場したChatGPTは、深層学習に基づいた自然言語処理技術の進歩により、文脈(コンテクスト)を理解し、人間のような文書生成を可能にする画期的な機能を実現している。このようなことから、ChatGPTの特許データ処理への適用可能性について、期待も高まる状況となっている。本稿では、適用事例として、従来、人手で特許データの要約・分類作業していた処理に、ChatGPTを使用した例を説明する。具体的には、作業上の難易度から普及していない、Excelによる特許データベースの作成に、ChatGPTを活用した方法を説明する。ChatGPTにより、特許データの自動要約・分類を可能にし、大幅に作業効率を改善することが期待できる。 |
キーワード : ChatGPT Excel 要約 分類 |
ページ数 : 表紙1 + 本文12 |
ファイルサイズ : 2832KB |
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