学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.9 No.11 |
大規模教室でマーケティングを教えられなくなる日 |
The Reckoning Day of Marketing Lecture in Large Number Student Class |
坂田 隆文 中京大学 総合政策学部 教授 |
発行:2023年04月07日 更新:2023年04月07日 |
分類 : 論文 |
要約 : 我々がマーケティング講義を行う際には、時には100人を超える学生を相手にすることがある。本稿ではこの大規模教室におけるマーケティング講義の課題について議論している。具体的には、学生が既に有している知識(マーケティング・スキーマ)が「消費可能な代替財の構造(Firat and Dholakia 1998)」によって多様化してしまっており、共通したスキーマを前提に講義を行うことが困難になっている(ますますそうなっていく)ということを理論的に説明している。3桁の学生を画一的に扱えない我々がどうすれば良いのか。その問題提起やマーケティングを教育する際の課題を指摘することこそが本稿で最も強調したいことである。 |
キーワード : マーケティング教育 マーケティング・スキーマ 消費可能な代替財の構造 |
ページ数 : 表紙1 + 本文19 |
ファイルサイズ : 1630KB |
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