学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.9 No.4 |
テキストマイニングを活用したブランド分析について |
Brand analysis using text mining |
川上 成年 株式会社知財デザイン 代表 |
発行:2022年12月22日 更新:2022年12月22日 |
分類 : 論文 |
要約 : ブランドとは,組織から顧客への約束である,といわれる。ブランドに必要なのは,ブランドが表すものが,機能面だけではなく,情緒面や自己表現,人間関係においても役立つという約束を守ることである。 顧客からの高いロイヤルティを獲得するためには,ブランドが表すものが自己表現的,情緒的,及び,機能的に役立つこと,すなわち,顧客へ自己表現的便益,情緒的便益,及び,機能的便益を提供できることが必要である。 本稿では、これら自己表現的便益,情緒的便益,及び,機能的便益の関係を可視化する手段として、ブランドデザインを提唱する。さらに、テキストマイニングを使用して、ユーザーレビューや特許情報等の自然言語情報から、情緒便益、機能便益、及び、属性を抽出し、ブランドデザインを機械的に生成することを試みる。加えて、ブランドデザインから便益の価値曲線を生成し、メーカーごとのブランド分析を行うことを試みる。 |
キーワード : 特許情報 戦略キャンバス 価値曲線 ブランド知識 |
ページ数 : 表紙1 + 本文9 |
ファイルサイズ : 1242KB |
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