ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
変化を続けるデジタルの時代に、マーケティングの守備範囲はどこまで広がるのだろう |
田村 修 株式会社アイレップ 人事本部 |
発行 : 2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : インターネット広告と同時に登場したアドテクノロジーは,今までマスメディアで行われてきたプロモーション手法を大きく変化させた。ネット広告の特徴には「コンテンツと広告の分離」「リアルタイムでのデータ取得」「ハイパーリンクの存在」などがあるが、これらの特徴は広告だけではなくマーケティングを一気にトラッキング可能で,パーソナル,かつデータドリブンなものにした。 一方,製造業を始めとする多様な産業でもIT投資が積極的に進められており,一気通貫のオペレーションマネジメント,IoTや多様なデータ,AIを活用した多品種少量生産,製造業のサービス化といった顧客中心のあらたな価値作りが行われている。 つまり、いまや産業社会そのものがデジタルをベースに再構築されようとしているのだ。 したがって、マーケティング活動で得た様々なデータも,プロモーションや販売,顧客管理,ブランドマネジメントといった今までの領域にとどめておくだけではなく,バリューチェーンの各プロセスで活用することが重要になるだろう。 このポスターセッションでは,広告のデジタル化をスタートラインに,拡大するデジタルマーケティングの全体像を考察する。 |
キーワード : デジタルマーケティング アドテクノロジー インターネット広告 バリューチェーン IoT |
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