ポスターセッション

ポスターセッションの報告要旨の
閲覧が可能です。

 

 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス 
神社仏閣が主体となる「祈りの観光化」に関する分析
萩尾 詩穂
西南学院大学 商学部 学生
発行 : 2026年02月28日
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
本研究は,神社仏閣が主体となって展開する「祈りの観光化」に着目し,その実践の多様性と意義を明らかにすることを目的とする。近年,日本では観光立国政策の推進とともに,宗教施設の収入減少や後継者不足といった持続可能性の課題が顕在化している。こうした状況の中で,神社仏閣自らが参拝や信仰行為を基盤としつつ,観光的要素を取り入れる事例が増加している。本研究では,政府,経済,文化,人口統計,技術の5要因から祈りの観光化が生じる背景を整理し,「宗教的空間としての神社仏閣が,社会的・経済的課題に応じて観光機能を強化し,参拝を含みながら旅行者を受け入れる営み」と定義した。その上で,巡礼ツーリズム論を参照し,宗教的価値,観光的価値,商業的価値の複数軸から事例を分類・分析した。結果として,祈りの観光化は一律の成功モデルに収斂するものではなく,各宗教施設の条件や文脈に応じた実践として理解されるべきであることを示した。
キーワード : 祈りの観光化 巡礼ツーリズム 価値軸分析


>一覧
 
Join us

会員情報変更や、領収書発行などが可能。

若手応援割
U24会費無料 &
U29会費半額
member