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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| 中小非営利組織(NPO)における、継続的な資金獲得のための仕組みづくりについて |
| 古城 和哉 熊本学園大学大学院商学研究科博士後期課程 |
| 発行 : 2026年02月28日 |
| 分類:一般報告 |
| 報告要旨 : NPOには「利潤の非分配」のしばりがあり, 資本市場からの投資が呼び込めない。特に会費など内部調達の比重が高い多くの中小NPOは慢性的な資金不足となり, コロナ禍では会員減少のあおりも受け, 存続さえ困難な現状もある。人材・ノウハウ不足の中小NPO間だけの協働では, 有効な資金獲得の望みは薄い。 一方, 企業に目を転じれば, CSR活動は常識となり, 企業の活動領域がNPOに接近している。また, インターネットを介したクラウドファンディングの普及により, 国民の寄付への関心・積極性も高まっている。これら環境変化は, NPOと企業, 一般消費者との間でのファンドレイジングの可能性を高めており, 多種のステークホルダーとの協働による成功事例も現れている。それを見ると「自分が支援したいNPOに対して間違いなく寄付が届く」ことが, 仕組みとして明確に組み込まれており, 資金調達に関しての今後の方向性と考えられる。一方, 企業や消費者を巻き込んでの資金作りを進めるためには, NPO側において経営の充実が求められる。 これら有効な仕組みづくりの検証を報告し, 「選ばれるNPO」となるための環境整備についても, 調査・研究を進めたいと考えている。 |
| キーワード : 中小NPO ファンドレイジング インターネット 協働 寄付 |
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