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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| AIアバターへの人間の恋心 |
| U字型仮説の実証分析 |
| 兪 嘉寧 慶應義塾大学大学院 商学研究科 修士課程 |
| 小野 晃典 慶應義塾大学 商学部 教授 |
| 発行 : 2026年02月28日 |
| 分類:一般報告 |
| 報告要旨 : 2025年,マーケティングカンファレンスの博報堂主催ランチョンセッションでは,AIアバターが家族や恋人の代理としての重要な社会的役割を演じる近未来が展望された。AIを家族や恋人の代理にしがちなのは,いかなる人によるいかなる理由によってであろうか。学術研究を紐解くと,リアルな家族や恋人を作ることができない人や断られた人が,疎外感を抱きつつ自尊心を下げ,他の人間に代理を求めても失敗するだろうと悲観して,AIとの疑似的な社会的関係を志向するのではないか,と主張されてきた。しかし,この主張の実証に失敗した研究が報告されている。また,冒頭のランチョンセッションの動画にも,自尊心が高そうな人がAIに依存する様子が映っていた。本研究は,自尊心と疑似社会的関係志向の関係に関する実証結果の不安定さの理由を探究し,実際に両者の間に存在する因果関係は,負の線形関係ではなく,U字型の非線形関係ではないかと主張する。さらに,マーケティング研究として,AIに推奨された商品の購入意向もまた,U字型に推移するということを実証する。 |
| キーワード : AIアバター 自尊感情 パラソーシャル・リレーションシップ |
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