ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
ネットワークのB2B2Xビジネスモデルの動向における一考察 |
櫻田 玲子 日本電信電話株式会社 研究主任 |
冨士井 裕之 日本電信電話株式会社 主任研究員 |
発行 : 2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 近年,ネットワーク提供のビジネスモデルが,従来のようにキャリアが直接提供するモデル(B2BあるいはB2C)から,新たにネットワーク事業に参入したサービス事業者が独自の料金設定や提供方法で販売をするビジネス(ネットワークのB2B2Xビジネス)へと転換を迎えようとしている。 固定ネットワークに関しては,2015年2月にNTT東日本/西日本による光ファイバ網の卸売販売事業(光コラボレーションモデル)が開始され,既に400社を超える事業者が参入している。 また,モバイルに関しては,2013年頃から,MVNO(仮想移動体通信事業者)が注目され, 2017年6月時点で100社以上が参入している状況である。いずれの社も低価格帯の通信サービスを提供しており,年々サービス利用者が増加している。 本発表では,これら,ネットワーク事業へ参入している事業者を分析し,そこから抽出された事業者の傾向,および,サービス提供パターンを報告する。さらにそこから考察される課題と解決策案についても報告をする。 |
キーワード : B2B2Xビジネスモデル 光コラボ MVNO |
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