ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
思わず買っちゃってない?! 〜”1個買ったら1個もらえる”というキャンペーンが消費行動に与える影響〜 |
古賀 菜々子 同志社大学 商学部 学生 |
森 純平 同上 |
土江 悟嗣 同上 |
奥原 沙理 同上 |
発行 : |
分類:U24ポスターセッション |
報告要旨 : 本報告の目的は、“1個買ったら1個もらえる”キャンペーン(BOGOF)が消費者にどのような影響を与えているのか解明するとともに、日本におけるBOGOF商品の購買の可能性を高める方法を明らかにすることである。 近年、 “1個買ったら1個もらえる”というBOGOFキャンペーンが多くのコンビニエンスストアで展開されている。BOGOF発祥地であるアメリカをはじめ世界各国の市場で用いられているマーケティング戦略であり、半額セールや◯%OFFなどのセールスと比べ、 “1個買うと1個もらえる”という誰にでも分かりやすい点から多くの消費者を惹きつけている。 先行研究を踏まえ、『”半額”よりも”1個買ったら1個もらえる ”場合の方が、消費者の購買行動は促進される』、『引換商品は対象商品と異なる方が購買意欲は高まる』、『引換商品に選択肢を設けることで消費者の購買率は高まる』という3つの仮説を立て、アンケート調査のもと分析・考察を行った。 BOGOFキャンペーンが消費行動に与える影響を明らかにすることで、プロモーション研究および流通業に対していくつかのインプリケーションを示したい。 |
キーワード : BOGOF 非計画購買 消費者心理 プロモーション効果 |
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