ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
自虐広告に対する広告態度に受け手の属性の違いが与える影響 |
齊藤 柊太 同志社大学 商学部 学生 |
冨田 侑菜 同上 |
大槻 夏翔 同上 |
杉原 慶 同上 |
発行 : |
分類:U24ポスターセッション |
報告要旨 : 自虐広告は,企業が自らの欠点や失敗をユーモラスに取り上げる手法であり,近年注目を集めている。佐野ら(2015)の調査によると,自虐広告は非自虐広告と比べた場合,「注目度」「ユーモア知覚」「ブランド態度」などが高いという。 自虐的な表現を通じて消費者に訴えかけることで,ブランド認知やポジティブな広告態度形成を促進しようとする企業もある。しかし,自虐的な広告が消費者にどのように受け入れられるかは,受け手の属性に依存する可能性がある。 本研究では,自虐広告に対する広告態度に受け手の属性の違いが与える影響について明らかにすることを目的とする。受け手の属性については,「製品関与度」「自己肯定感」「性別差」の三つの変数を取り上げた。具体的には,それぞれの測定尺度を用いて,インターネット上にてweb質問調査,分析し報告する。 それにより,企業に対して自虐広告を用いる際の有効的なターゲット選定を提案し,広告戦略に貢献することを目指す。 |
キーワード : 自虐広告 製品関与 自己肯定感 性別差 広告態度 |
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