ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 
推し活の消費者は推しが好きなのか、推し活をする自分自身を好きなのか
大串 美結
国士舘大学 経営学部 学生
小林 由奈
同上
李 恩智
同上
高澤 柚月
同上
深美 幹太
同上
清水 大貴
同上
川上 太一
同上
村林 夕空
同上
発行 : 2024年12月17日
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
アイドルや推し活の消費者が本当に消費対象を好きなのか、あるいは消費対象を好む自分自身が好きなのかについて検討することを目的とする。推し活における消費行動は、他人の消費行動と自分の消費行動を比較しながら行われることが多い。社会的証明、同調圧力、羨望と競争、アイデンティティ形成などの要因が絡み合い、自分の消費行動を決定づけている。先行研究によると、これらの要因はファンコミュニティ内での一体感や連帯感を強めるとともに、個人の自己評価や自己認識にも大きな影響を与えることが分かっている。
そこで、KPOPアイドルのファンを観察したところ、以下のような結論が導き出された。
アイドルや推し活の消費者が本当に消費対象を好きなのか、あるいは消費対象を好む自分自身が好きなのかは、一概には言えず、両方の要素が複雑に絡み合っている。
しかし、重要なのはどちらであってもそのファン活動が個人にとってポジティブな経験が得られ、生活を豊かにするものである必要がある。
キーワード : アイドル 推し活 ファンコミュニティ KPOP


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