ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
嗅覚・触覚・味覚を活用したロゴの作成と広告クリエイティブの研究 |
松木 陸生 東京工科大学 メディア学部 |
進藤美希 同上 |
発行 : 2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 従来,広告は,人間の五感のなかでは,視覚・聴覚を刺激してきた。だが,嗅覚・触覚・味覚を刺激するような広告は多くはなかった。そこで,本研究では,嗅覚・触覚・味覚を刺激する新しい広告クリエイティブについて提案する。 これまでも,嗅覚については香り付きの広告,触覚については店頭で洋服などを触らせるような広告,味覚については店頭での試食を兼ねた広告などがあった。しかしこれらは,いずれも,セールスプロモーションに近いものであった。五感を刺激することで,ブランドリフトにつながったり,態度変容を起こしたり,長くファンになってもらうようなことを意識した広告クリエイティブはあまり多くはなかった。 そこで,本研究では,嗅覚については,それぞれの企業のイメージやビジョンを示す「香りのロゴ」の作成手順についてまずは提案する。さらに,「手触りのロゴ」「味わいのロゴ」というべきものの作成手順について提案する。これらをベースに,統合的な広告クリエイティブを最後に提案する。 |
キーワード : 五感 ロゴ 広告クリエイティブ |
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