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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
| 時間圧力が値引き表示の効果に与える影響 |
| 池田 花乃 専修大学 商学部 学生 |
| 笹川 美咲 同上 |
| 嶋﨑 彩乃 同上 |
| 発行 ： 2023年11月20日 |
| 分類：U24ポスターセッション |
| 報告要旨 ： 身近な商品の値引き表示には, 主に円引きと％引きの2種類が見られる。 値引き表示の効果に関する先行研究では, 値引き表示の方法の違いが値引き後の期待価格に与える影響が指摘（DelVecchio, Krishnan and Smith 2007）されている。また, 高価格帯の商品と低価格帯の商品では効果的な値引き表示の方法が異なることも指摘（小嶋 1972）されている。 これらのことから本研究ではこの2種類の値引き表示がもたらす効果は状況により変化すると仮定し, 特に「時間圧力」がかかる購買状況に着目する。 時間圧力に関する先行研究では, 時間圧力が消費者の情報処理プロセスを変え, その後の行動に影響を及ぼすことが指摘（Nowlis 1995; Suri and Monroe 2003など）されており, 値引き表示の効果にも影響があると推測される。 こうした背景から, 本研究では時間圧力が値引き表示の効果に与える影響について検討する。 具体的には被験者を時間圧力の有無により分け, 選択実験を行う。実験結果を統計的に検討し, その結果から学術的・実務的示唆を提示する。 |
| キーワード ： 値引き表示 時間圧力 価格判断 |
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