ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
マーケティング人材教育に関する効果検証 |
アセスメントとアンケート結果からオープンバッジ教育プログラムの学習効果を考察 |
吉田 健一 旭化成株式会社/デジタル共創本部 |
角 正剛 旭化成株式会社/デジタル共創本部 |
石川 栄一 旭化成株式会社/デジタル共創本部 |
発行 : 2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 日本企業は,長年にわたり従業員教育に十分な投資を行わず,個人においても自己啓発を行わない状況が継続しており,OECD加盟諸国に比べて日本の人材教育への投資は低い水準にある。近年,社会の急激な変化への対応,並びにDX(デジタルトランスフォーメーション)の観点から,企業にとって人材育成は重要な課題の一つとなっている。旭化成では,2024年度を全従業員がデジタルを当たり前に使いこなす「デジタルノーマル期」と位置づけ,オープンバッジ教育プログラム(以下,オープンバッジ)を全社で展開し「全従業員4万人のデジタル化」を進めている。今回,オープンバッジ「デジタルマーケティングコース」の学習効果について,マーケティングスキルアセスメントを用いて検証した。その結果,オープンバッジ受講者のマーケティング知識の向上が確認できた。また,オープンバッジ受講者を対象に実施した,「マーケティング関連の学習に関するアンケート」の結果を併せて報告する。 |
キーワード : 人材育成 オープンバッジ アセスメント |
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