ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
国内企業における職種別にみたマーケティング組織に対する意識 |
マーケティング体制の整備が進まない理由を7Sの観点から考察 |
山崎 篤史 旭化成株式会社 デジタル共創本部 |
倉冨 慎也 旭化成株式会社 デジタル共創本部 |
中島 信也 旭化成株式会社 デジタル共創本部 |
譽田 正宏 旭化成株式会社 デジタル共創本部 |
石川 栄一 旭化成株式会社 デジタル共創本部 |
発行 : 2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : マーケティング戦略に基づく戦術を設計し実行することで事業成果に繋がることが,山下らにより報告されている。また、CMO(チーフマーケティングオフィサー)が設置されている企業では,CMOを設置していない企業と比べて4.7%の売上増収効果が期待できるという報告(田中ら)があり,マーケティング戦略の策定から戦術を実行する体制を整備する必要があると考えられる。 しかし,マーケティング活動を実行するために必要なオペレーション組織を持つ企業が米国では60%を占める一方,日本では同組織を持つ企業は9%に止まり,米国企業に比べて日本企業ではマーケティング体制の整備が進んでいないといった現状がある。 今回、日本企業でマーケティング体制の整備が進まない理由を明らかにすべく,職種(マーケティング担当,営業担当,開発担当,経営層)による意識差を7S(戦略,組織,システム,スキル,人材,組織文化,共通価値観)の観点から調査し報告する。 |
キーワード : 組織 市場調査 マーケティング |
>一覧