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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
| NFTのDAOにおけるDiscord活用とコミュニティ消費の実態 |
| 末次 祥太郎 Web3 Times合同会社 代表 |
| 小谷 恵子 明海大学経済学部講師 |
| 中里 慎 |
| 発行 ： 2023年11月20日 |
| 分類：一般報告 |
| 報告要旨 ： 2021年頃から国内でもNFTの取引が始まり、2022年からはジェネラティブNFTを発行するようなプロジェクトにおいて、ブロックチェーンの技術を使った先進的なコミュニティが形成されるようになった。広義のDAO（Decentralized Autonomous Organization）である。コミュニケーションツールとしては、暗号資産取引のウォレットであるMetaMaskと連携ができるDiscordが使われている。 本研究では、NFTにおけるコミュニティの長期にわたる観察調査、Discord運営のインタビュー調査、さらにコミュニティに所属するメンバーへのアンケート調査を行い、近年の応援消費の流れが「コミュニティ消費」へと変化している点について考察を行った。企業が主導するこれまでの顧客コミュニティとは異なり、運営チーム（会社）、NFTホルダー（顧客）、ホルダー以外のファン（潜在顧客）が役割を変えながら一体となってコミュニティを形成し、自律的・利他的に経済活動が行われるこれまでにないコミュニティであることを明らかにする。 |
| キーワード ： NFTコミュニティ DAO Discord |
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