ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
DX・マーケティング・フレームワークの AI 支援に関する研究Ⅱ |
AIによるSWOT 分析の教育活用について |
松林 賢司 金沢工業大学 経営情報学科 教授 |
北川 翔悟 金沢工業大学 |
狭間 千宙 金沢工業大学 |
発行 : 2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : マーケティングを学ぶ学部生にとって現状の大学カリキュラムは理論に加えて他者の事例を取り上げるパッシブな研究内容が一般的であり,本学においてもマーケティングに最新の DX 技術(AI,IoT,ドローン,ビックデータ等)を活用した実験を伴うアクティブな研究は実施されていなかった。かかる中,当研究室は「やってみる経営学」をコアコンピタンスとしSocitety5.0を目指したマーケティング理論を実践習得する環境づくりを行っている。昨年は有価証券報告書を入力データとしてAIにてSWOT 分析マトリックス(AI-SWOT)を作成し、AI-SWOTが作成時間の短縮,並びにマーケティング戦略作成のたたき台として活用できる可能性が明らかした。本研究では作成したAI-SWOTを実際にマーケティング教育に活用した。アンケートにて「AIをマーケティングフレームワークに活用することはマーケティング学習において有用だと感じましたか?」という質問に対し98.2%の対象学生が有用であると回答する良好な結果が得られたこと, 加えてNeedsをAIで自動分析するシステムの開発にも着手したので合わせて報告する。 |
キーワード : やってみる経営学 AI マーケティング・フレームワーク SWOT 分析 |
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