ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
日本環境設計のサーキュラーエコノミーの取組みの特徴に関する考察 |
-スポーツウェア企業との関係を含む事例研究- |
島貫 亮輔 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 |
長柄 友輝雄 同上 |
発行 : 2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 日本におけるサーキュラーエコノミーの代表企業とされる「日本環境設計(新社名:JEPLAN)」について、その技術的な独自性(価値の創造)、ファッションにおける川上から川中・川下までの広がり・巻き込み度(価値の伝達)、その取引関係の独自性及びファッション産業におけるインパクト(価値の提供)などに関して、マーケティング戦略の観点で明確にした研究は従来ほとんど見られない。 本研究では、マーケティングの立場から、日本環境設計のトップの授業内講演をはじめ、出版されている書籍からの考察、直営ショップの視察とインタビュー、さらに主な取引先であるスポーツウェアメーカーとの関係調査などを行い、同社のサーキュラーエコノミーにおける特徴を明確化する事例研究を試みた。 その結果、同社のパーパス・ビジョンの明確化と発信による価値の共感を促すしくみ,メーカーへの多様な取引対応、自らも自主ブランドや直営店舗を持つなど独自な特徴が明らかとなった。 |
キーワード : サーキュラーエコノミー 回収・分別 分解・解重合 ブランディング アパレルメーカー |
>一覧