ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
ジャニーズファンから見る推し広告商品への貢献心理 |
生井 愛音莉 目白大学 社会学部 学生 |
発行 : 2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : アイドルファンによる応援心理を研究。「推し」とは株式会社トランス(2021)によると,自分のお気に入りのアイドルのこと。推しを応援する活動を「推し活」。現在植田康孝(2019)によるとファンは,新曲が発売されると CDを買い占め,互いに協力してヒットチャート入りを後押しするとある。そこでファンは推し広告物も貢献心理が働くのか研究する。 推し広告とは企業が宣伝のための広告に起用した人物が応援しているタレントで例えば「森永製菓”inゼリー”櫻井翔」。そして貢献行動とは「推しを広めたい」と推しへの貢献目的で広告品を買う行動。そこで貢献行動の割合と種類を明らかにする。タレント広告を出している企業公式ツイッターへのファン書き込み4285以上分析。結果「起用感謝2995件」「商品愛用2340件」「推し褒める1748件」「CM褒める955件」「布教53件」「推しの魅力伝える26件」6つに分類できた。推し広告の影響でブランドスイッチする人もいる。特にジャニーズファンは推し表紙雑誌を重版と記録や売上を意識する集団と考えジャニーズファンに絞る。ファンの貢献心理がアイドル起用広告消費への影響が高いと考える。 |
キーワード : ファン心理 応援消費 広告効果 ブランドスイッチ 消費者心理 |
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