ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
ニューノーマル時代のフレンチレストランサービス |
安田 滉規 東京工科大学大学院 修士課程 |
森家 明味 東京工科大学 メディア学部 演習講師 |
森川 美幸 東京工科大学 メディア学部 専任講師 |
発行 : 2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本研究は,グルメブームの終焉後,売上・利用客数共に微増微減を繰り返すフレンチレストラン業界を再び活性化させるための方法を示唆することを目的とする。殊に近年,新型コロナウイルス流行による規制のため,消費者の行動傾向が大きく変化する中で、提供サービスの制限を余儀なくされたフレンチレストラン業界は大変な逆風に晒された。コロナ禍を経た今,外食産業全般に対する消費者のニーズが大きく変化している可能性もあることから,今のフレンチへの消費者の期待や顧客満足のポイントを明らかにし,提供サービスに集中的に反映させることは,従来顧客の利用再開や新規顧客獲得を狙うレストラン事業者にとって非常に重要である。 本研究はフレンチレストランの顧客を新たなアプローチで理解するため,グルメサイトのレビューから書き手の感情を推定することに注目した。調査対象地域を東京に設定し,「食べログ」に掲載されている店舗に対するレビューテキストを感情分析およびネットワーク分析の手法を用いて解析する。コロナ後に来店したフレンチ顧客を理解した上で,ニューノーマル時代のフレンチレストランが取るべきサービスデザインを提案する。 |
キーワード : COVID-19 サービスデザイン 感情分析 ネットワーク分析 テキストマイニング |
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