ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
デジタル田園都市国家構想に向けた地域コミュニティの考察 |
-地方創生”新時代”のピースを担うコミュニティパートナーシップ- |
藤川 遼介 (株)エピテック 代表取締役 社長 |
発行 : 2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 2020年代に入り,デジタル田園都市国家構想が話題になっている。デジタル田園都市国家構想は,デジタル技術の活用により,地域の社会課題を解決しながら,地域活性化を加速することで,日本全体の成長を目指す方針である。この方針は,2010年代に地方創生というスローガンの元で力を注いで来た情緒的施策の地域おこしから経済的施策である地域活性に本腰を入れ始める予兆だといえる。 コロナ禍における変化の1つとして,テレワークやワーケーションが身近になり,複数の地域を往来する生き方を選択する人が増え始めている。このような生活を行う人のニーズに応えるため,副業・複業など地方部でも働きやすい環境づくりが求められているといえるだろう。 これからの時代において重要なことは,時代に合わせた雇用環境・教育環境・福祉環境の整備である。そのため,地域の特色を活かした産業を軸とした幅広い世代が活躍できるコミュニティ同士の連携であるコミュニティパートナーシップが大切になって来るであろう。 したがって,当研究は,地方創生”新時代”の地域産業において重要となるマーケティング戦略について考察を行う。 |
キーワード : デジタル田園都市国家構想 地方創生 SDGs コレクティブインパクト ソーシャルインパクト |
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