ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
プラットフォームにおけるインタラクションと活動・印象の関係性 |
プレイス概念を用いた可視化と分析 |
亀和田 慧太 株式会社電通デジタル マネジャー |
発行 : 2021年10月29日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : プラットフォームは他のプレイヤーが提供する製品や情報と一体になって初めて価値を持つものであり,その設計においては,いかに他のプレイヤーの活動を誘発するかが重要である。誘発する上での要の1つが,プラットフォームでプレイヤーが直接目にするUI,およびそれを通じて実行されるインタラクションである。しかし,現状,プラットフォームのどのようなインタラクションが,どのような活動,ひいては印象を生み出しているのか/いないのかが殆ど分かっていない。そこで,本研究ではプラットフォームにおけるインタラクションがいかに活動・印象を誘発しているかを統一的に分析するための枠組みと方法を提案する。具体的には,プレイス概念を援用した枠組みと,インタラクションの可視化およびアプリレビューのテキストマイニングを組み合わせた方法である。その枠組みと方法に基づき,音声プラットフォームサービス4つを事例分析した。分析の結果,インタラクションの変数やパターン(空間の多様性,ライブ空間の命名可能性,など)と,その活動および印象の誘発のしかたに関する仮説が導出された。 |
キーワード : プレイス 音声プラットフォーム インタラクション UI テキストマイニング |
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