ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
各駅停車しか停まらない「中間駅」で、しあわせなまちをつくるには(続報2) |
小田急線生田駅でのケーススタディより |
中西 菜穂子 デザイニングアウトカムズ事業部 |
竹中 薫 同上 |
高橋 祥 同上 |
大坂 岳史 同上 |
田村 高志 株式会社小田急エージェンシー |
発行 : 2021年10月29日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本報告は,昨年「各駅停車しか停まらない『中間駅』で,しあわせなまちをつくるには」で報告した,多数の人が暮らしを営む街でありながら,マーケティングの対象となりにくい中間駅で,大規模な資本投入をせずとも,住民の生活満足度を上げ,沿線全体の価値を底上げする取り組みの,続報(3報告目)となる。 本年は,自律的なメソッドを構築することを目的とした研究活動を開始し,これまでの活動で得た知見から,大学生の教育プログラムとして試験的に実施した。問題解決型学習(Project Based Learning)を基本とし,プログラム前半では,デザイン思考を中心とした講義とミニワークショップ,その後チームごとに地域についての調査や活動コンセプトの作成を実施。プログラム後半では,チームごとに地域の中で活動していく中で生まれる障壁や停滞などを,定期的にフォローしていった。本報告では,各プログラムでの実践内容とその効果について報告する。また,コロナ禍でのまちづくり支援の方法として,リモートでのコミュニケーション方法や,対面でのイベントの実施中止時のチームフォロー方法も合わせて報告する。 |
キーワード : まちづくり デザイン思考 問題解決型学習(Project Based Learning) |
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