ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
プロ野球のデジタルマーケティングの研究 |
高橋 透 東京工科大学 メディア学部 |
進藤 美希 東京工科大学 教授 |
発行 : 2021年10月29日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 日本のプロ野球は、ファン人口が2010年から2019年にかけて約20%減少するなど、人気が衰退しつつある。この日本のプロ野球の人気を再度高めるために、デジタルマーケティングを用いる方法について、研究する。具体的な提案として、第一に、球団は、ソーシャルメディアのさらなる活用を行うことを提案する。第二に、球団は、地域に密着したイベントやマーケティングを行い、子供と交流する機会を増やし、その成果をソーシャルメディアでも発信することを提案する。第三に、現在は球団によって、デジタルマーケティングの進捗に大きな差がある。これをカバーするため、パ・リーグ6球団はデジタルマーケティングを専門とするパシフィックリーグマーケティング株式会社を設立し、有料の動画配信サービスやYouTubeでの配信活動などをすでに行っている。こうした活動を、全球団に広げるとともに、さらに発展させていくことを提案する。これらの提案について、本研究では、先行研究調査、ケーススタディ、アンケート、インタビューを通じて検証して報告する。 |
キーワード : プロ野球 デジタルマーケティング ソーシャルメディア 地域密着 ファンとの交流 |
>一覧