ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
Z世代の大学生に対する商品購入時の意思決定におけるマスメディアの影響 |
SNS時代におけるマスメディアの重要性 |
三石 智仁 青山学院大学 経営学部 学生 |
桃北 優希 同上 |
大笹 璃子 同上 |
発行 : 2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本研究では,1997年から2012年生まれの現9歳から24歳までのZ世代のうち,特に大学生に焦点を当てる。 昨今,若者はテレビをはじめとするマスメディアへの接触時間が短くなり,マスメディアの影響力は減少していると言われている。そしてマスメディアの影響力減少に伴い,若者はSNSからの影響を強く受けるようになり,情報収集の手段として利用するようになった。しかし,認知,知覚,選好,選択購買に至るまでの購買意思決定プロセスのなかで,店頭での意思決定段階においてはテレビ視聴時間がSNS利用時間よりも少ない若者が,「マスメディアで紹介された」といったPOP広告での文言に対して信憑性が高いと認識することで,マスメディアが最終的な重要な判断材料の1つになるのではないかと考えられる。 本研究は,認知,知覚,選好,選択購買に至るまでの購買意思決定プロセスのなかで若者の店頭における購入の意思決定段階において,「マスメディアで紹介された」といったPOP広告によって影響を受ける人と受けない人について言及し,商品の購入におけるマスメディアの重要性について明らかにする。 |
キーワード : Z世代 マスメディア SNS |
>一覧