ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
企業内リードユーザーのアイデアによる製品のパフォーマンス評価 |
アパレル小売業の事例 |
渡邉 裕也 修士課程 |
発行 : 2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 企業内にリードユーザーが存在することが明らかになっている。企業内リードユーザーは当然ながら企業がアクセスしやすく,活用しやすい。企業内リードユーザーのアイデアは企業外のリードユーザーのアイデアよりは価値が低いが通常のユーザーや普通の従業員のアイデアよりは価値が高いことがサーベイ調査により明らかになっている(Schweisfurth, 2017)。 先行研究では企業内リードユーザーのアイデアの評価はなされているが実際に企業内リードユーザーを活用し,開発した商品が通常のプロセスで開発された商品と比較して最終的に市場でより良いパフォーマンスをするかどうかは明らかになっていない。 本研究では新商品開発において企業内リードユーザーが開発した商品が通常のプロセスで開発された商品よりも市場において高いパフォーマンスをすることを実際の売上データを用いて明らかにし、企業内リードユーザーが新商品開発に及ぼす影響を考察する。 参考文献 Schweisfurth, T. G. (2017). Comparing internal and external lead users as sources of innovation. Research Policy, 46(1), 238–248 |
キーワード : ユーザーイノベーション リードユーザー 企業内リードユーザー |
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