ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
D2Cブランドの成長要因とは?マーケティング4.0の観点より |
デジタル時代のブランド戦略―リキッド消費における、既存ブランドとの比較 |
大槻 純一 CMOパートナーズ 代表 |
発行 : 2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 研究目的は、現在投資が活発で、米国ではユニコーン企業が現れているD2Cモデルを採用しているブランドの影響が日本にも及ぶ中で、デジタル時代におけるブランド戦略の在り方を探る研究である。 背景として、現代社会の不確定で変化が激しい状態へのメタファーである、社会の「液状化」における消費行動に関心が集まり始めている。ブランド消費行動に焦点を絞った場合,これらの特徴は,価値観、ロイヤルティないしはスイッチング、リレーションシップやコミュニティに関するものに分けられる。更にマーケティング4.0においては、顧客エンゲージメントがマーケティング・コンセプトとして提唱されている。 このような環境のなか、近年目覚ましい成長を遂げているブランドがある。それらの一つの特徴として、D2Cモデルを採用しているブランドがあげられる。そこでD2Cブランドと既存ブランドとの違いを明らかにする。 今回調査研究する分野として、リレーションシップと顧客エンゲージメントを採用する。この二つの分野において、既存ブランドとD2Cブランドの差を比較する。 調査の結果、上記2つの分野において、既存ブランドとD2Cブランドに違いがあることがわかった。 |
キーワード : リレーションシップ 顧客エンゲージメント D2C リキッド消費 ブランド戦略 |
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