ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
企業特有のノイズを活用したオーディオアドの研究 |
松下 拓海 東京工科大学 メディア学部 |
進藤 美希 東京工科大学 メディア学部 |
発行 : 2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : オーディオアドとはデジタル音声広告のことである。オーディオアドは、ラジオ広告などの従来の音声広告とは異なり、聴取しているユーザーの年齢層や生活地域などに適した音声広告をSpotifyやポッドキャストなどの音声サービスを通して訴求することが可能である。海外では、音声サービスの需要が高いため、数年前から主流となっている広告手法である。日本でも今後、グーグルホームやアマゾンエコーなどのスマートデバイスの普及により、オーディオアドの市場規模が拡大されると予想される。このオーディオアドを制作するにあたり、機械メーカーにおけるドリルの音や、交通機関における電車の音などの、「企業特有のノイズ」を活用すれば、企業の特徴を訴求する音声広告を作ることができると考えられる。本報告では、この検証を、アンケート調査、ケーススタディ、インタビュー調査により行った。その結果、オーディオアドにおける企業特有のノイズの活用は有望であることがわかった。 |
キーワード : オーディオアド 音声広告 ノイズ |
>一覧