ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
手塚治虫のキャラクターの現代における活用方法の研究 |
久保 嘉岳 東京工科大学 メディア学部 |
進藤 美希 東京工科大学 メディア学部教授 |
発行 : 2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本報告では,長く愛されてきた手塚治虫のキャラクターを現代において活用するにはどのようにすればよいのかについて研究する。企業概要として株式会社手塚プロダクションを挙げている。この企業は,漫画やアニメーション,キャラクターを扱うビジネスを幅広く展開している。特に,キャラクターライセンスにより,手塚治虫の漫画作品やキャラクターを,企業及びその他法人のイメージキャラクターに活用することを可能としている。また,本報告において,アンケートを行うことで,現代の若者(大学生)が手塚治虫のキャラクターにどのようなイメージを持っているかを確認した。結果,鉄腕アトムなどの代表的な作品の知名度は高く,強く,優しいという良いイメージを持たれている一方で,絵柄が古く,線が太い点が気になるという意見が見られた。こうした点を修正して多少の現代化を加えることで,手塚治虫のキャラクターは現代においても十分活用であることがわかった。 |
キーワード : 手塚治虫 キャラクター 漫画 広告 ライセンスビジネス |
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