ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
VR空間における脳活動および視線計測技術を活用したマーケティングツールの開発 |
VR×ニューロマーケティング |
岡田 拓也 株式会社NeU |
戸村 良 株式会社NeU |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : ヴァーチャルリアリティ(以下VR)技術を用いれば、現実では実施の難しい環境・状況を含め、さまざまなマーケティングリサーチ環境の実現が可能である。 マーケティングリサーチの手法としては、従来よりアンケートやインタビューなどの主観評価法が中心とされてきた。しかし、恣意的な回答や後からの理由づけなど、必ずしも対象者の真の評価を計測できていない場合も多々あると考えられる。また、言語化の難しい感性的な評価や、無意識的な部分についての情報は、主観評価からは獲得が困難であるといえる。 その解決法として、ヒトが何かを見たとき、また感じているときの生体指標を計測することによるニューロマーケティング法を使うことにより、主観評価法の課題を補える可能性がある。 NIRS(近赤外分光法)技術を用いた脳活動計測と、視線計測をVR空間内に導入し、デザイン評価や空間評価などを可能とするニューロマーケティングツール開発への取り組みを紹介する。 |
キーワード : ニューロマーケティング VR 脳科学 NIRS 視線計測 |
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