ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
Instagramにおける「発散型ストーリー」の投稿動機について |
種橋 由夏 法政大学 経営学部 西川英彦研究室 |
内田 彩都 同上 |
増山 由羅 同上 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本研究は、Instagramにおける「発散型ストーリー」の投稿動機を明らかにすることである。背景として,近年InstagramはTwitterやFacebookに並び多くの利用者が存在し,利用方法も多様化している。その中で,「発散型ストーリー」とは,Instagramのサービスの一つ「ストーリーズ」機能を利用し,ユーザーが文章と画像・動画情報を用い,心情を吐露する投稿のことである。 先行研究では,人々がInstagramを使用する動機は「監視」「ドキュメンテーション」「クールネス」「創造性」の4つあると明らかにした(Pavica Sheldon 2016)ものの、近年の大学生のInstagramの利用傾向として,「発散型ストーリー」の投稿動機は先行研究の4つの動機に当てはまらず、新たな動機を明らかにする必要があると考えた。 その動機を,GTA(グラウンデッド・セオリーアプローチ)を用いて検証する。調査に使用する質的データは,「発散型ストーリー」投稿経験のある大学生へのインタビュー,「発散型ストーリー」の観察を通して収集し,理論の構築を目指す。 |
キーワード : Instagram SNS GTA |
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