ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
政治家のコミュニケーション戦略 |
ヒーロー型からキャラ型への転換 |
結城 久美子 法政大学大学院 経営学研究科 |
新谷 啓介 同上 |
本田 学 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 2013年にインターネット選挙運動が解禁されSNSや動画サイトを使用した選挙運動が可能となった。既存の政治家がソーシャルメディアを効果的に活用できていない中で,先の参議院選挙ではれいわ新選組やNHKから国民を守る党が積極的にYouTubeを使用し圧倒的な再生回数を誇っている。近年ソーシャルメディアを趣味として活用する層も増えており,政治に興味がない者に対してもエンターテイメントとして広く訴求したと考えられる。 ソーシャルメディアでは個人が拡散力を持ちリアルタイムの出来事を配信し,同じ考えの相手と繋がることができる。また従来遠い存在であった政治家の表出されていない部分を知り,直接意見をする事もできる。このようにコミュニケーションを大衆から個人へ変化することで参加意識を持たせ政治を自分事化させていったのだと考える。 これらのソーシャルメディアを利用し特定層から支持を得る政治家のコミュニケーション戦略を明らかにするため,歴代の政治家とNHKから国民を守る党やれいわ新選組を比較し検討する。 |
キーワード : 政治 ソーシャルメディア コミュニケーション |
>一覧