ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
音声UIによるサービスのデザイン |
スマートスピーカーを活用した音声対話サービスの研究 |
吉橋 昭夫 多摩美術大学 情報デザイン学科 准教授 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 音声認識やAI技術の進化に伴い音声対話をサポートする各種のデバイスやそれらを活用したサービスが増加しており,音声による対話の組み立てやVUI(Voice User Interface)のデザインが顧客のUXにおいて重要な要素になっている。本研究では、スマートスピーカーを活用したサービスのデザインをテーマに企業と行った共同研究について報告する。音声対話に関するリサーチやサービス企画,スマートスピーカーとプロトタイピングツールによる対話のプロトタイピング, UXシナリオの検討,UXを表現した動画制作などのプロセスを経て,顧客に提供する新しい経験価値を創出した。プロジェクトの成果として,対話によるヘルスケアサポートを行う未来の献血ルーム,音声サポートによる家庭教師サービス,自宅でのリハビリを音声対話でサポートするサービスなど新しい経験価値を提供する様々なサービスを提案した。また,デザインのプロセスを通じて,音声UIによるサービスデザインにおいて考慮すべきポイントや音声UIの可能性について考察した。 |
キーワード : サービスデザイン 音声対話 ボイス・ユーザー・インタフェース |
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