ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
ポスト平成のインターネット調査 |
~デジタルライフの変化と世代差から考えるこれからのリサーチ~ |
村上 智章 株式会社マクロミル |
岸田 典子 株式会社クロス・マーケティング |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 将来にわたって安定的にインターネット調査を継続するためには,若年層のインターネット調査への協力者を増やすことが必須である。 本プロジェクトは,インターネットの普及とともに大きく変化した生活者のデジタルライフの「今」を把握し,リサーチ環境の変化を理解すること,また生活者の世代の差に注目して若年層を理解することにより,これからのインターネット調査のあり方を再検討することを目的として企画した。 インターネット調査モニターは,「調査に協力的な人」である。今後この層を増やすために,まだ「モニターではない一般の人」を対象とし,事前にインターネット調査を事前に体験してもらった上でグループ・インタビューを行い,その回答者視点から課題を抽出することとした。 生活者はスマートフォンと出会った時期により,その使い方や意識に大きな世代差がみられる。若年層への対応は,将来のリサーチに向けた対応である。 若年層に調査により協力してもらうために考えていきたいこと,またリサーチの回答に慣れていない新しいモニター層の特徴,データ品質を高めるための留意点について得られた知見を共有する。 |
キーワード : インターネット調査 スマートフォン デジタルライフ 世代差 |
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