ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
外食産業におけるマーケティング・デザイン(設計) |
地域密着型飲食店の新規開業におけるサービス・マーケティングの実践と検証 |
島 浩二 大阪市立大学大学院 創造都市研究科 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本研究の目的は,地域密着型飲食店が新規に開業する際,限られた時間,資源の中で,効率的な事業計画の遂行のためのマーケティング・デザイン(設計)の重要性を明らかにすることである。 STPマーケティング,企業視点の4P,消費者視点の4Cに沿って,SWOT分析を行い,事業ドメイン(領域),事業コンセプトを決定する。さらには,サービス・マーケティングの理論を導入し,店舗設計からサービス提供過程に至るまで確認する。 マーケティング・デザイン(設計)の体系化を試みるとともに,サービスの評価手法であるサーブクオルを採用し,現実の運営にどのような影響を与えるのか,サービスに関するアンケート調査を実施した。その結果をもとに,まず,当初設定したSTPマーケティングによる,地域,性別,年齢別,年齢層について検証する。そして,満足度とサービスの品質評価における重要な5要素,信頼性,共感性,反応性,有形性,確実性について店舗の評価を得点化した。さらに,満足度とサービス評価との重回帰分析を行い飲食店の提供するサービスのどの部分が,評価の要素と連動し,満足度へ結びつくのか探索した。 |
キーワード : マーケティング・デザイン サービス・マーケティング 地域密着型飲食店 サーブクオル サービス評価 |
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