ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
生活者が企業に感じる魅力は購買金額にどの程度影響するのか |
魅力度ブランディングモデルにおける企業の魅力36項目と,購買金額の関係性に関する調査・分析 |
末次 祥行 株式会社電通PR CCS局 次長 |
井上 大輔 株式会社電通PR CCS局 |
古口 敏道 電通マクロミルインサイトPDM推進室室長 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : “企業の魅力は購買行動に影響するか”の研究論文を2017年の学会において発表したが,今年は“企業の魅力は購買金額にどの程度影響するか”について報告したい。今回,企業広報戦略研究所は電通マクロミルインサイトとともに,魅力度ブランディングモデルにおける企業の魅力を構成する36項目の“魅力”と“購買金額”に関する調査・分析を行った。調査においては,24企業の魅力の有無とその企業に感じた魅力36項目を回答させ,回答した人の日用消費財購買データも取得した。企業の魅力と購買金額の関係について分析を試みた結果,「企業の魅力は購買金額に影響する」という結果が,具体的金額データとともに算出できた。また,36の魅力項目を前回同様因子分析にかけた結果,「トラスト」「提供バリュー(クオリティ)」因子の中で,どの項目が特に購買金額に,どの程度影響するかも判明した。さらに個別企業で見てみると,「平均購買金額の高い層は,各企業で特徴がある」ということも判明した。 |
キーワード : 購買金額 企業の魅力 魅力度ブランディング |
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