ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
インターナルブランディング・モデル |
自社に対する信頼と愛着を深めることで企業価値向上を |
陳 妃史 電通PR シニア・コンサルタント |
大川 陽子 電通PR プロジェクトマネージャー |
戸上 摩貴子 電通PR シニア・コンサルタント |
増田 勲 電通PR 企業広報戦略研究所 部長 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 昨今,企業の経営課題のひとつとして,インターナル・コミュニケーションの重要性が高まってきています。 そうした中,社員の自社に対する信頼と愛着を深めることが企業のブランディング強化に繋がると考え「インターナル・ブランディング・モデル」を開発しました。 職場環境・風土,社内コミュニケーション環境,社員の働く際のマインドの三要素と企業理念は密接に関わっており,それらが社員とのエンゲージメントを深める重要な要素となります。エンゲージメントが深まった結果,社員が理念を実践し,会社に貢献したいと考えることで,企業価値向上につながるという考え方です。 このモデルにもとづき,ビジネスパーソン1000人調査を実施しました。その結果見えてきた重要なキードライバーは,企業理念・ミッション,社員自身のパーパス,職場のカインドネス。これにより,インターナル・ブランディングの好循環が生まれます。さらに,トップの積極的なコミュニケーションがインターナル・ブランディングを加速させる重要な手段であることも見えてきました。 この調査結果をもとに,「インターナル・ブランディング・モデル」について発表します。 |
キーワード : インターナルブランディング エンゲージメント 企業理念 パーパス カインドネス |
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