ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
インスタグラムにおけるメディア・エンゲージメント要因の追試による考察 |
〜SNSにおける視覚効果分類を用いた探索的因子分析〜 |
富樫佳織 愛知淑徳大学 創造表現学部 准教授 |
吉田 奈生 愛知淑徳大学 創造表現学部 4年生 |
発行 : 2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 画像投稿SNSのインスタグラムは国内でアクティブアカウント数が3,300万を突破し(2019年3月時点)、企業が直接情報を発信できるメディアとして注目されている。グローバルでの企業公式アカウント登録数は2,500万を突破しており(2019年現在)、わが国でも、多くの企業が公式アカウントでブランド情報を発信している。 インスタグラムは他のSNSと比較した際に、文字が極端に少なく画像でメッセージ伝達を行う特性から、コンテンツ選定の難しさが指摘されている。 本研究ではインスタグラムの企業公式アカウントで発信される画像を分析対象とし、どのようなメディア・エンゲージメント要因が観察されるか探索的分析を行なった。メディア・エンゲージメント因子の調査については石橋・中野・松本・五十嵐・朴(2011)で提示された雑誌広告を対象とした測定尺度を用い質問紙調査による追試を行なった。結果としてSNS特有の因子が独立的に抽出された。また画像の質による違いが発見されたため、その考察を行う。画像は、国内のアパレル企業公式アカウントから、マノヴィッチ(2018)の分類によるメディア特有の視覚効果に適合する対象を選択した。 |
キーワード : ソーシャルメディア メディア・エンゲージメント 広告態度 視覚コンテンツ インスタグラム |
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