ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
ブランド提携商品の可能性 |
ブランド提携の潮流と今後の課題 |
中谷 淳一 関東学園大学 経済学部経営学科 准教授 |
発行 : 2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 近年、消費者ニーズの多様化、情報技術の高度化、競争のグローバル化など、企業の取り巻く環境は厳しさをましている。競争優位を確保するための手段としてブランドに対する期待は一層高まっている。そのよう中、ブランド構築の成功確率を高める手段の1つとしてブランド提携に対する注目が高まっている。(Aaker and Joachimsthaler, 2000; Keller, 2003)。Spethman and Benezra(1994)の試算によると、ブランド提携の実例は年間20~40%の間で年々増えているという。 実際に、ビジネス領域において、近年様々な業界において多くのブランド提携事例が確認されている。学問領域においてもブランド提携を扱った論文本数が増加傾向にあることが確認できる。 そこで今回のポスター発表では、中谷(2014)からブランド提携研究の概観を確認した上で、実際のブランド提携の実例を確認し、今日的なブランド提携研究の課題を明らかにし、今後の研究の方向性を提示することを目的とする。 |
キーワード : ブランド提携 ブランド価値 Brand Alliance |
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