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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
保健行動理論における介入概念の検討 |
香川 勇介 中央大学大学院博士後期課程 |
発行:2017年10月12日 |
分類:博士単独報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 【目的】このレビュー論文では,これまでの保健行動変容に関わる研究におけるレビュー文献検討により,保健行動理論における介入概念を概観することで,その理論の典型的な特性を探り,有効性に関連する介入内容を特定するために,一般的な保健行動理論を系統的に収集・統合・特定し,インターネットベースの保健行動介入研究を評価することである。 【方法】検索用語は英語でhealth behavior changeを用い,Pubmedにより文献検索を行った。研究は特定の行動(がん予防、肥満など)に関する保健行動介入の有効性の検討のため,2014年から2017年5月まで検索された。 【結果】この検索では、レビュー論文のタイトルと抄録のレビューの後,関連性のあるレビュー論文117件が特定された。論文フローチャートに従い,各レビュー論文に採用されている研究論文のうち,特定の包含基準を満たした23件の研究論文を特定し評価した。 【考察】23件の研究論文では主に6つの保健行動理論が使用され,全てに介入が行われていた。保健行動における介入は,従来の消費者行動理論における介入とは異なり,診断に伴い治療が決定されるとった支配的な捉え方を考慮する必要があると思われた。 |
謝辞 : |
キーワード : health behavior change 保健行動理論 保健行動介入 |
ページ : pp.438-451 |
ファイルサイズ : 4,241KB |
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