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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
プロクリエイターとアマチュアクリエイターの消費者間取引参加動機 |
鴇田 彩夏 一橋大学 商学研究科博士課程 |
発行:2017年10月12日 |
分類:博士単独報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本論文の目的は、PtoPのオンライン取引仲介型プラットフォーム(以下,PF)における売り手と買い手の直接的なコミュニケーションが,製品の販売にどのような影響を及ぼすのかを事例をもとに探索することにある。近年,自らの手で生産した製品を販売する個人的な売り手の存在に注目が集まり,個人的な売り手と買い手との取引を仲介する取引仲介型PFは拡大を続けている。本論ではこの売り手に焦点を当て,彼らの取引参加動機を調査することで,売り手と買い手双方にとってリスクが大きい消費者間取引を仲介する取引仲介型PFの規模拡大の理由を明らかにする。本研究では,媒体型PF論やバーチャルコミュニティの特徴などから,この売り手がプロクリエイターとアマチュアクリエイターに分類でき,それぞれが経済的利益とコミュニケーションを目的として取引に参加するという仮説を立て,この検証を行った。結果,プロクリエイターが経済的利益を目的として取引に参加し,アマチュアクリエイターがコミュニケーションを目的として取引に参加することがわかった。 |
謝辞 : |
キーワード : 取引仲介型プラットフォーム コミュニケーション PtoP |
ページ : pp.452-466 |
ファイルサイズ : 672KB |
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