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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
企業アカウント間のインタラクションとマーケティング効果 |
水越 康介 首都大学東京 経営学系 准教授 |
麻里 久 首都大学東京 社会科学研究科 博士課程 |
発行:2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:報告概要 |
要約 : 本研究では,ソーシャルメディア上で情報を発信する企業アカウントに焦点を当て,一般ユーザーとではなく,企業アカウント間で行われるインタラクションを考察する。これまで,企業によるインターネットサービスやソーシャルメディアの活用は,ユーザーとの広いインタラクションを可能にするものと想定され,ネットワークを介した伝播過程や,その過程における意味の生成や変容,さらにはユーザーのアイデンティティ構築の関係が考察されてきた。これらの考察では,いずれも企業とユーザーのインタラクション,あるいはユーザー間のインタラクションが注目される。だがその一方で,ソーシャルメディアの発達は,不特定多数の広いインタラクションではなく,限られた企業アカウント間や企業とセレブリティとのインタラクションを可能にしているともされる。本研究では,Twitter上の企業アカウント間のインタラクションを考察することを通じて,新たな場の特徴とともに,企業のマーケティング・コミュニケーションを明らかにする。この試みは,特にソーシャルメディアのマネジメントに対する示唆を提示するとともに,理論的にも,新しい研究対象を提示することになる。 |
謝辞 : |
キーワード : ソーシャル・メディア ブランド・コミュニティ ブランド・パブリック アイデンティティ・プロジェクト |
ページ : pp.45-46 |
ファイルサイズ : 218KB |
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