オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス 
得用マルチパック製品はいくらで売るべきか?
豊田 香乃
慶應義塾大学 商学部 学生
発行:2026年02月28日
分類:U24報告
掲載形態:要約
要約 :
本研究は,価格プロモーションに関する最新学説「価格分割効果」の成立要件に関する理論実証研究である。消費者心理実験の結果,消費期限が短い製品の場合や,構成人数が少ない家計の場合には,この最新学説の示唆するとおり,価格分割効果が生じた。すなわち,得用マルチパック製品は,それを構成する製品の個数で割り切れる価格で販売した場合の方が,確かに,割り切れない価格で販売した場合に比して選好された。しかし,消費期限が長い製品の場合や,構成人数が多い家計の場合には,最新学説の示唆とは逆に,むしろ得用マルチパック製品を構成する製品の個数で割り切れない価格で販売した場合の方が,たとえそれがより高い価格であったとしても,割り切れる価格で販売した場合に比して選好された。このように,世界最先端の研究によって提唱された最新学説に対するアンチテーゼを提唱することで,本論は学術的・実務的に一定の貢献を果たした。
謝辞 :
本研究の執筆に際して,お力添えくださった全ての方々に対して,この場を借りて感謝の意を表します。特に慶應義塾大学商学部小野晃典教授には,理論的枠組みの構築から精緻な表現の検討に至るまで,多大なるご指導を賜りました。誠にありがとうございました。
キーワード : 価格分割効果 消費者購買行動 価格戦略 ボリュームディスカウント セールスプロモーション
ページ : p.


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