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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| 昆虫成分を含む食品に対する消費者の選択行動の検証 |
| ― 選択型コンジョイント分析による実証的検討 ― |
| 中山 大樹 近畿大学産業理工学部 学生 |
| 発行:2026年02月28日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:要約 |
| 要約 : 本研究は、将来的なタンパク質不足が想定される10年後の社会を前提に、昆虫成分を含む食品がどのように選択されるのかを検証したものである。ミレニアル世代を対象に、ブランド、認証、昆虫成分含有率、価格を属性とした選択型コンジョイント分析を実施した。その結果、有名ブランドや認証は選択効用を高める一方、昆虫成分の含有率は高いほど選択効用を低下させることが明らかとなった。また、ブランドや認証があっても昆虫成分による負の影響は相殺されず、交差効果は確認されなかった。一方で、昆虫への受容度が高い消費者では高含有率の商品も選択されやすく、心理的抵抗の重要性が示唆された。以上より、昆虫成分食品の普及には、技術的価値だけでなく消費者心理を踏まえた段階的導入と、将来需要を見据えた実務的なマーケティング戦略の構築が不可欠であることが示された点に本研究の意義がある。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 選択型コンジョイント分析 昆虫食 選択行動 ミレニアル世代 |
| ページ : p. |
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